電子納品基準におけるファイル名のルール
国土交通省の「電子納品要領」では、成果品を電子データで納品する際のファイル名に関するルールが定められています。主な規則は以下のとおりです。
- 使用できる文字:半角英数字・ハイフン(-)・アンダースコア(_)のみ。日本語・スペースは原則不可。
- 文字数:ファイル名はフォルダ名を含めてパス長が制限されるため、短く簡潔に命名することが求められます。
- 拡張子:納品形式ごとに指定された拡張子(図面はSXF形式:.sfc / .p21、写真はJPEG:.jpg など)を使用します。
なお、具体的なルールは発注機関や工事の種別(道路・河川・下水道など)によって異なる場合があるため、必ず最新の発注機関の要領・基準を確認してください。
図面ファイル・写真ファイルの命名規則の例
📐 図面ファイルの例
- DZ-001.sfc(設計図第1枚目)
- DZ-002.sfc(設計図第2枚目)
- SK-001.sfc(施工図第1枚目)
📷 写真ファイルの例
- PH-001.jpg(工事写真第1枚目)
- PH-002.jpg(工事写真第2枚目)
- PH-001_B.jpg(補足写真)
連番の付け方(001〜 vs 01〜の違いと注意点)
連番には桁数の統一が重要です。桁数がバラバラだと、ファイルを名前順に並べたときに意図しない順序になることがあります。
⚠ 避けるべき例(桁数バラバラ)
PH-1.jpg, PH-2.jpg, PH-10.jpg → 並び順:PH-1, PH-10, PH-2(意図しない順序)
✓ 推奨する例(ゼロ埋め統一)
PH-001.jpg, PH-002.jpg, PH-010.jpg → 並び順:PH-001, PH-002, PH-010(正しい順序)
ファイル数が100枚以上になる可能性がある場合は3桁(001〜)、1,000枚以上の場合は4桁(0001〜)でゼロ埋めします。本ツールの連番機能を使えば、桁数を指定して自動でゼロ埋め連番を付与できます。
案件終了後のアーカイブ整理の方法
案件完了後は、後から参照しやすいよう以下のようなフォルダ構成でアーカイブすることを推奨します。
├ 01_設計図書/
├ 02_工事写真/
│ ├ 着工前/
│ ├ 施工中/
│ └ 完成/
├ 03_施工管理資料/
└ 04_成果品(電子納品)/
フォルダ名の先頭に「01_」「02_」などの番号を付けると、常に正しい順序で表示されます。年度・案件名をフォルダ名に含めることで、数年後に見返す際も迷わず検索できます。
🔤 ファイル名一括変換ツールを活用しよう
このページの「ファイル名一括変換ツール」を使えば、先頭・末尾への文字追加・置換・ゼロ埋め連番付与などをまとめて処理できます。電子納品前の一括リネームに最適です。